画像のように帽子や靴などのアバターのパーツが画面端で消えてしまう問題について解説
原因はSkinned Mesh RendererのBoundsが初期値だと小さすぎるため。この値を広くすれば解決します。
![](https://i0.wp.com/toruxu.vr.nakashima-toshiki.xyz/wp-content/uploads/2021/08/image-40.png?resize=755%2C364&ssl=1)
フルトラだと寝そべったりするので、大きめに設定しておきましょう。
![](https://i0.wp.com/toruxu.vr.nakashima-toshiki.xyz/wp-content/uploads/2021/08/image-41.png?resize=525%2C418&ssl=1)
技術的な解説
ここから先は技術的な内容となります。
Boundsとは?
さきほどの画像の白い線がBoundsであり、この白い線が画面外にあると描写されなくなくなる仕組みとなっています。なぜ、そんなものが存在するのかと言うと、画面外のオブジェクトは描写対象から外してパフォーマンスを改善するためです。
公式リファレンスだとアニメーションで動く最大の範囲で設定して下さいと解説されており、VRChatではプレヤーの動きがアバターに反映される仕様なので、かなり大きめに設定する必要があります。
ちなみに、Update When Offscreenにチェックを入れると常に描写する設定になり、Boundsを設定する手間が省けますが、他のユーザーのパフォーマンスが悪くなるので非推奨だと思います。
参考文献
靴や帽子が画面の端で消える – Boundsの設定